特別支援学校に通う、医療的ケアを必要とするこどもたちは、医療安全の観点から学校へ通うにも通常のバスには乗れず、通学日は毎回ご両親が送り迎えすることが必須になっています。
東京都はこの喫緊の課題に着手し専用通学車両の運行及び看護師同乗の事業を始めました。この看護師の確保が大きな課題ではありますが、都の看護師だけでなく地域の訪問看護ステーションの看護師の資源も利用してスタートしました。
ウィル訪問看護ステーション江戸川と江東サテライトでもこの通学支援を開始しました。
東京都全体としてまだ試行錯誤の最中であり、現状ではすべての児童ではなく一部の方のみが対象であり、対象となる児童の通学もすべての日程で行えているわけではありません。
授業に間に合うように朝の送りの時間に合わせ朝7時台から送迎の開始となるため、看護師人員の確保は訪問看護ステーションでも容易ではなく、ウィルでもまずは1日/週からの対応が現状です。
ただし、子どもたちが安全に学校に通えつつ、ママやパパが健全に自分の時間確保や仕事をすることができるようになることは、これからとても重要なチャンレンジでもありますので、
微力ながらウイル訪問看護ステーションでもこの課題解決に協力をしていきたいと考えています。
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