採用・キャリア関連

 2026.01.23

WyLが重度訪問介護に挑む理由──訪問看護から広がる支援の輪|WyLのメンバー紹介

※この記事は約5分くらいで読むことができます。

WyL(ウィル)は2025年から新しいチャレンジとして重度訪問介護事業をスタートいたしました。事業を起こした理由やなぜ挑戦をしようと思ったのか。キャリアのご参考になればと思い、メンバー紹介で重度訪問介護事業部 部長の中原のインタビューをコラムにいたしました。

はじめに

重度訪問介護という仕事を聞いたことはあっても、実際にどのような支援を行っているのか、どんな人たちが働いているのかは、まだあまり知られていないかもしれません。
この記事では、

  • 重度訪問介護の基本的な内容

  • WyLがこの事業に取り組む理由

  • スタッフの働き方や大切にしていること

 などを、現場を長く見てきた私の視点からご紹介します。

自己紹介

はじめまして。WyL株式会社 重度訪問介護事業部 部長の中原洋です。
介護業界に携わって15年。訪問介護・小規模多機能・通所介護を経て、重度訪問介護に携わり11年になります。
現場スタッフとしてこの仕事を始め、サービス提供責任者、管理者、マネージャーなど、さまざまな立場を経験してきました。
2015年には介護福祉士と医療的ケア(第3号研修)の資格を取得し、今はスタッフが安心して現場で力を発揮できる仕組みづくりに取り組んでいます。

重度訪問介護

重度訪問介護とは、常時介護が必要な重度障害や難病のある方に対して、その人の日常生活を支える支援を総合的に行う障害福祉サービスです。

「重度」という言葉から難しいイメージを持たれる方もいますが、無資格・未経験の方でも3日間の研修を受講することで資格取得が可能です。当社で働いていただける方には無料で研修を受講していただけます。

重度訪問介護の一番の特徴は見守りが支援として認められている点にあります。
見守りとは、利用者様のそばで待機し、何かあった際にすぐ対応できるよう備える支援のことです。この支援は訪問介護や他の在宅サービスでは認められていない重度訪問介護ならではの支援です。

重度訪問介護では、見守りを含め、1日1件8時間前後、利用者様宅に長時間にわたり滞在し支援します。行政が必要だと判断した方の場合、最大24時間365日の重度訪問介護サービスの利用が可能となり、交代制で利用者様の自立生活を支援いたします。

また、指導看護師による研修を受講することにより、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアも実施可能となります。それらの医療的ケアはALSなどの難病の方の在宅生活には必要不可欠な支援で、私たちが医療的ケアを実施することにより、ご家族の介護負担軽減につながります。

当社の重度訪問介護事業は、利用者様や従業員に分かりやすく親しみを持っていただけるよう、「ウィルの重度訪問介護」という名称にいたしました。

WyLが重度訪問介護を始めた理由

WyLが重度訪問介護を始めた理由は2つあります。

第一に、「全ての人に“家に帰る”選択肢を」というミッションを実現するためです。
ウィル訪問看護ステーションでは、がんや看取り、精神、難病など、受け皿が少ない方々を幅広く支えてきましたが、より長時間の生活支援や見守りを必要とするケースなどでは、訪問看護だけでは応えきれないことがありました。
そのようなニーズに応えるかたちで、重度訪問介護事業を立ち上げました。

第二に、訪問看護や重度訪問介護を利用しても、「在宅で暮らしたいけれど現実的に難しい」という方々がいます。そのような方々にも“家のような暮らし”を提供するために、新規事業として医ケア住まい事業を計画しております。

医ケア住まい事業では、医療・介護・生活支援が一体となったサービスを提供するうえで、重度訪問介護が欠かせないサービスとなっています。

訪問看護、重度訪問介護、医ケア住まいのすべてを通して、たとえ場所が変わっても、その人らしく暮らすサポートという本質は変わりません。

重度訪問介護の職員の働き方

ウィルの重度訪問介護の働き方は、直行直帰が基本となります。そのため、出勤や退勤のために事業所へ立ち寄る必要はなく、訪問先がそのまま仕事のスタートとゴールになります。

「直行直帰だと仲間とのコミュニケーションがほとんどなくて不安…」と思う方もいるかもしれません。ウィルの重度訪問介護ではそんな不安を解消するために、チームでケアに取り組むことを大切にしています。現場では一対一の支援が中心ですが、メンバー同士で情報共有や相談を行い、互いに支え合いながらケアを提供しています。

また、重度訪問介護が初めての方でも安心して現場に出られるよう、入社時の研修に加え、一人立ちするまでしっかり同行研修を行っています。研修では介護技術の基礎や安全に訪問するためのポイント、利用者様との関わり方など、現場で必要な知識を丁寧に学べます。

さらに、日頃からチームで連携しているため、現場で困ったことや不安なことがあればすぐに相談できます。必要に応じて先輩スタッフがサポートに入る体制も整っており、未経験の方でも安心して現場に出られます。

ウィルの重度訪問介護が注力していること

上記でも述べた通り、ウィルの重度訪問介護では、チームでケアに取り組むことを大切にしています。しかし、それは言葉で言うほど簡単なことではありません。
そこで重要になるのが、現場をまとめるリーダーの存在です。

介護業界には、サービス提供責任者や管理者、マネージャーなどさまざまな立場のリーダーが存在します。しかし、多くの方はマネジメントやリーダーシップを体系的に学ぶ機会がなく、業務内容は理解できてもチームをうまくまとめきれないことがあり、その影響は現場スタッフや利用者様にも及びます。

だからこそ、ウィルの重度訪問介護ではリーダーの育成に力を入れています。
ここでは、チーム全体に大きな影響を与えるマネージャーの役割について、少し具体的にお話しします。

まず、マネージャーに求められることは、「任されたチームの目標を継続して達成し続けること」です。この「継続して」という点が非常に重要で、数字を追うだけでも、メンバーに優しくするだけでもその実現は難しいため、強さと優しさのバランスが重要となります。

チームの目標達成を継続するためには、メンバー一人ひとりが力を発揮できる環境を整えることが欠かせません。マネージャーはそのために、チーム全体を見ながら、それぞれのメンバーが目標を達成できるようサポートする役割を担います。

具体的には、「メンバーが今どのような支援を必要としているかを見極めること。」が求められます。その際、対面でのコミュニケーションが非常に重要です。定期的に顔を合わせて関わることで、メンバーが抱えている不安や課題を早い段階で把握できるようになります。基本的なことですが、このことをしっかりとできるように指導しています。

もちろん、チーム運営では難しい局面もあります。
マネージャーも人間ですので、メンバー全員と常にうまく付き合えるわけではありません。
ですが、苦手意識のあるメンバーに対して「この人はこういう人だから」と決めつけ、向き合うことを避けてしまうと、その人の成長もチーム全体の成長も阻まれます。また、その姿勢は他のメンバーにも伝わり、信頼を損なうことにつながりかねません。

ですので、ウィルの重度訪問介護のマネージャーの皆さんには、難しい局面でも不格好で構わないので、メンバーと逃げずに向き合い続けて欲しい、とお願いしています。

しかし、こうした取り組みは簡単ではありません。胃が痛くなり、逃げたくなる局面も誰にでもあるでしょう。だからこそ、マネージャー自身にも支援が必要なのです。
「マネージャーが今どのような支援を必要としているかを見極めること。」そして、「適切なタイミングで必要な支援を提供すること。」それが私の重要な役割の一つだと考えています。

当社に入社をお考えの皆様へ

このように、ウィルの重度訪問介護ではメンバーだけでなく、チームを支えるマネージャーに対しても継続的にサポートを行う仕組みがあります。
現場で一人きりにならず、誰かが必ず見守り、支えてくれる環境があるからこそ、安心して挑戦し、成長していけます。
重度訪問介護の経験がある方も、これから始める方も。
ウィルの重度訪問介護には、仲間とともに学び、支え合いながら「その人らしい暮らし」を支えていける環境があります。
ケアを通じて、誰かの「日常」を支える。その一歩を、WyLから始めませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あなたも、誰かの「日常」を支える一歩を踏み出してみませんか?
WyLでは、未経験の方でも安心して始められる「重度訪問介護」スタッフを募集しています。
“その人らしい暮らし”をチームで支えるやりがいを、ぜひ現場で感じてください。

▼採用サイト

https://wyl.co.jp/recruit

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